おとなの教科書とは
「おとなの教科書」は、高齢者向けに開発された教科書です。現在全国で500施設、1万2千人以上の方が使用されています。
『国語』『算数』『理科』『社会』『音楽』『家庭科』『保健』『体育』など、懐かしさがいっぱいに詰まった内容の教科書となっておりますが、知識を学ぶための教科書ではありません。
昔の事を思い出してもらう回想法などを活用した内容で、認知症の方であっても楽しく「おとなの教科書」を使った授業に参加していただけます 。
おとなの教科書の特長
- 学ぶためではなく、昔を思い出して語るためのツールです。
- 中には懐かしさがいっぱいの内容で、誰もがすぐに昔を思い出すことができます。
- 机を並べた仲間と学生の気持ちに戻って会話することで、活き活きした笑顔がでてきます。
- 「生徒だった『あの日』に帰っていただき、いろいろなことを思い出せば、脳が活性化されていきます。(対話が脳を活性化することは科学的にも根拠があり、介護予防にも効果があるとされています。)
- 主役はあくまでご利用者様! 先生役のスタッフは、生徒役のご利用者様にたくさん発言していただくよう、話を引き出します。
(つるの里では、各プログラムは自由参加となっています。)
☆ シナプソロジーとおとなの教科書、つるの里では身体のリハビリだけでなく認知症予防にも力を入れています。☆